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メンタルトレーニング定義・資格
メンタルトレーニングの定義 ・資格
1997年に、メンタルトレーニングの定義や資格について、メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会で資格について討論をしました。1997年より、日本スポーツ心理学会において、今年で3年連続して「メンタルトレーニング」の資格問題などが取り上げられ、2000年より、日本スポーツ心理学会の資格制度「スポーツメンタルトレーニング指導士・補」がスタートしました。

資格の問題/タイトルについての提案
1997年当時、国際応用スポーツ心理学会(AAASP)の分類から日本独特のものを考えるとして、以下のようなタイトルが考えられた。ただし日本ではこの分類がまだない状態でした。

▼臨床スポーツ心理学:スポーツカウンセラーなど
▼教育スポーツ心理学:スポーツ心理コンサルタント(北米で使用)
スポーツ心理アドバイザー(猪俣案)
メンタルアドバイサー・メンタルコーチ
メンタルトレーナー・メンタルアシスタント
▼研究スポーツ心理学:スポーツ心理学者・研究者

1996年メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会では、「300単位基準」という、研究会内での資格基準を作成した。それは、国際メンタルトレーニング学会にも報告され、日本における国際ライセンス取得の可能性も出てきた。

議論の結果、日本スポーツ心理学会では、

2000年には、結局、スポーツメンタルトレーニング指導士・補という名称に決定した。しかし、上の全ての分野を含む広い意味での資格となってしまいました。

1993年に、資格制度をスタートさせた北米では、米国心理学会(APA)、米国オリンピック委員会(USOC)、国際応用スポーツ 心理学会(AAASP)の認めた大学の大学院で心理学を専攻し博士号を取得しさらに州の ライセンスを取った人のみ「スポーツ心理学者」と言う。体育系出身者は、スポーツ 心理学の博士号を持ち(AAASP・APA・USOC)のライセンスを取っても「登録された心理学コンサルタント」というタイトルしか使えない。

2006年現在の最新ニュ ース
日本スポーツ心理学会が2000年4月より「メンタル トレーニング指導士・指導士補」の資格制度をスタートした。

2006年現在、約90名の資格保持者がいる現状です。しかし、各専門家の専門分野が違うため、何をサポートしてくれるか確認して、依頼をしなければならない状況があります。専門分野は大きく下記のようなものです。

(1)競技力向上のメンタルトレーニング指導や心理的サポートをする。
(2)カウンセリングを中心としたサポートをする。
(3)メンタルヘルス(競技以外の心の健康など)での心理的サポートをする
(4)スポーツ障害(リハビリなど)での心理的サポートをする。
(5)教育や研究として関わる。

2006年メンタルトレーニング・応用スポーツ心理学研究会では、内部基準を「300単位」、「1000単位」、「プロ」の3つに修正しました。
東海大学では、体育学部4年と大学院2年の合計6年で「1000単位」基準を満たす、最低6000時間の現場研修ができる専門家育成システムを構築しました。

メンタルトレーニングの意味と使い方の問題
日本において「メンタルトレーニング」の定義がさまざまである。国際メンタルトレーニング学会設立者・初代会長であるラーズエリ ク・ユネスタール氏は、メンタルトレーニングを次のように定義している。

メンタルトレーニングという言葉は、個人の外的・内的・メンタル・身体行動や経験 などをコントロールしたり、変化させることを目的とした心理学的テクニック (Psychological Techniques)に対して使われる。このメンタルスキル・行動・態度・ ストラテジーの系統的なトレーニング(Systematic Training)は、「精神力(Mental Strength)」が身体的強さ(Physical Strength)と同じようにトレーニングできるという考え方を基本としているメンタルトレーニングは、「一般的」なものと「特殊」なものに分類される。一般的なものは、次の3つに分けることができる。

▼メンタル・コンディショニング(Mental conditioning)
▼メンタル・テクニック・トレーニング(Mental technique training)
▼メンタル・ストレングス・トレーニング(Mental strength training)

1997年に国際メン タルトレーニング学会が発表したメントレの定義
メンタルトレーニングとは、身体的な部分に関わらない全てのトレーニングであり、ピークパフォーマンスとウエルネスを導くための準備である。スポーツのパフォーマンスや人生の向上をさせるための、ポジティブな態度、考え(プラス思考)、集中力、メンタル、感情などを育成/教育する事が中心である。 ただし、スポーツ、パフォーミングアーツ、ビジネス、健康、教育、楽しい 生活など幅広い分野を含んでいる。

国際応用スポーツ心理学会 (AAASP)での言葉の使い方
この学会を中心として世界的には、メンタルトレーニングという言葉よりも、心理的スキルトレーニング(PST: Psychological Skill Training)という言葉が使われる。しかし、アメリカオリンピックトレーニングセンターが製作したビデオでは、タイトルにメンタルトレーニングという言葉が使われている。

メンタルトレーニングという言葉は、国際メンタルトレーニング学会を中心に使われるが、スポーツだけでなくビジネス、教育、健康の分野も含んでいる。一方、心理的スキルトレーニングは、スポーツの競技力向上を目的として狭義の意味で使われるようである。またコンサルタント(スポーツ心理学者)によっては、メ ンタル・タフネス・トレーニング(ジム・レイヤー氏)、スポーツサイキング(トム・ タッコ氏)、サイキングフォースポーツ(テリー・オーリック氏)などとさまざまである。加えて、イメージトレーニングという言葉も、和製英語であり外国では通用しない。一般的には、「イメージュリー」、「ビジュアライゼーション」が使われるが同 義語として約15語があるがいろいろな人が訳本の影響からいろいろな言葉で使用している。

AAASPの元会長でもあるダン・グールド氏は、メンタルトレーニングの代わりにメンタルスキルトレーニングという言葉を使い、「メンタルスキルトレーニングは、スポーツに関した目標に対して、自分の心を効果的に使う選手、またそれを進んで実行する選手の能力を向上させる方法に関係している。メンタルスキルトレーニングは、スポーツ心理学という大きな分野の中のひとつである。総括的にスポーツ心理学は、パフォーマンスに影響を及ぼす心理的な要因(たとえば、自信、集中力、不安など)をいかに研究するか、また選手が心理的準備をしてどのようにスポーツに参加 するかなどを研究するかというものである。メンタルスキルトレーニングは、選手の競技力向上をめざす心理的な要因を上達させることを含んでいる。それは また、自己尊重や道徳的価値など選手の個人的特徴を手助けするためにも使われる。しかし文献研究からの焦点は、ただ単に、競技力向上のためにメンタルスキルトレーニングを使うということである」と報告している。

メンタル・マネージメントと いう概念
この言葉も外国では、ほとんど使われない。しかし、日本におけるメンタルトレーニングの概念が、このメンタル・マネジメントと同様に使用されているようである。この考え方は、昭和60年度日本体育協会スポーツ 医・科学研究報告のスポーツ選手のメンタル・マネジメントに関する研究の第1報で、松田岩男氏が述べている。

メンタルマネジメント(mental management)は耳新しい用語であるが、精神の自己管理を意味している。スポーツ選手のメンタル・マネジメントは体力や技能のトレーニングと同様に、競技場面で最高のパフォーマンスを発揮するために必要な精神的 な側面を積極的にトレーニングして精神力を高め自分で自分の精神を管理(またはコ ントロール)できるようになることをめざして行われるものである。

このようにユネスタール氏が定義した内容にマネジメント:精神を管理(またはコントロール)という概念を加えている。しかし、この報告の中で、松田氏が「ロスアンジェルスのオリンピック大会では、世界各国において、メンタルトレーニングがスポーツ選手に適用されていることが注目された。」というようにメンタルトレーニングという言葉も使用している。その後、この研究から日本でもメンタルマネジメントとメンタルトレーニングという言葉が盛んに使われるようになっていったように思われる。

現在、日本においてメンタルトレーニングなどに関する本が数百冊以上出版されている。また多くの研究者も研究や指導を行うようになってきたが、いろいろな混乱があるように感じる。さらにスポーツ心理学とは関係のないところやコーチングとして、また多くの企業がビジネスとしてメンタルトレーニングの指導などを実施しているために、その混乱をより複雑にしている。さらに、スポーツ心理学の専門家でも意見が分かれている。

2つのスポーツ心理学
レイナー・マートン氏は、彼の著書である 「Coaches Guide to Sport Psychology(日本語訳本:コーチングマヌュアル・メンタルトレーニング)」の中で「2つのスポーツ心理学」という説明をしている。

「選手の行動は、(異常)から(優れた)までの範囲を持つ連続体上に表すこと ができる。(ふつう)は、それらの中間に位置する。(図)

「選手の行動が(ふつう)の左側に位置するときは、臨床心理家、精神科医あるいはカウンセラーなどが問題の解決にとって適切な専 門家となる。問題行動が選手のスポーツ参加と関連するとしたら、そのときは臨床スポーツ心理学者(異常行動とスポーツの両方に通じている人)が、選手を援助する上で の適切な専門家になろう。」

「スポーツ心理学は、(ふつう)の選手が図の連続体のより右側、つまり優れた方向へ向かう手助けをする。」、「ほとんどのスポーツ心理学は、心理面で(ふつう)の選手が心理的に(優れる)ことができるようにするためのものである。そのためのスポーツ心理学者やコーチは、教育的スポーツ心理学者と呼ばれている。彼らは、(ふつう)の選手がパフォーマンスを向上させ、スポーツをより楽しむことができるようになるための心理的スキルを獲得できるようにしてやる。」

「臨床と教育的スポーツ心理学の機能を互いに混同しないようにすることは、非常に重要である。PST(心理的スキルトレーニング・メンタルトレーニング )は主に、競技スポーツから来る過大なストレスに直面しているふつうの選手のためのものであって、日常生活でふつうにかかってくるストレスに対処しきれない異常な人びとのためのものではない。PSTは、連続体の異常な側の端に位置する人びとにも 有効かもしれないが、PSTは決して専門的に訓練された臨床家による心理療法の代わりに用いられるべきではない。ふつうの選手も精神的障害や特別な心理的問題を経験するかもしれないが、そのときは、問題を解決するために臨床心理学者の手助けを求めなければいけない。」

「なお、もっというならば、その人が臨床心理学者であるというだけでは、彼(女)が教育的スポーツ心理学者として適格であるということにはならない。臨床心理学者の専門は、人びとが正常になる援助をすることであり、教育的スポーツ心理学者の目的は、選手に彼らの持つ優れた身体スキルを遺憾なく発揮するために必要な心理的スキルを獲得させることである。

スポーツ心理学の特別な訓練(教育・勉強・研 究)なしに臨床心理学者は、教育的スポーツ心理学者が専門の仕事を行うための知識やスキルを持つことはできない」などとマートン氏が述べている内容は、アメリカオリンピック委員会(USOC)のスポーツ心理学サービスのガイドラインとして確立されて いる。これは、1982年8月にコロラドスプリングスアメリカオリンピックトレーニングセンターで開催された会議により決定された事項に基づくものである。この会議において

▼教育スポーツ心理学者
▼臨床スポーツ心理学者
▼研究スポーツ心理学者

の分類がされ、細かなガイドラインが確立された。

その後、北米応用スポー ツ心理学会(AAASP)が1986年にスタートし、その意志を受け継ぎ、1996年から国際化(23カ国参加)され、国際応用スポーツ心理学会(AAASP)の概念は、世界的に認められるようになった。カナダやイギリスは、ライセンスの登録制度の交換制度などの提携を結び国際的にこの考え方が定着しつつある。

1997年当時の提案事項
ここ3年(1997年〜2000年)、日本でもようやくスポーツ心理学会で議論が始まった。日本では、国際的に通用する資格制度を作るのか? それとも、日本国内だけの制度にするのか? を提案し以下の議題で議論をしたい。

▼スポーツ心理学のサービス・サポート・コンサルタントする人の資格
▼臨床スポーツ心理学のスポーツカウンセラーをする人の資格
▼スポーツ心理学者として、研究や教育にたづさわる人の資格
▼体育系/心理系/他学部系の出身者 の資格
▼高校/短大/大学/大学院修士課程/大学院博士課程(教育)からの資格
▼研修会/ワークショップ/指導経験/スパーバイズの時間からの資格
▼ビジネスとして企業や個人でサービスをする人の問題や資格
▼コーチが メンタルトレーニングなどをコーチングとしてする場合の資格
▼トレーナーや 理学療法士がメンタルトレーニングを行う場合の資格
▼すでに現場で研究・教 育・サービス・ビジネスなどをしている人の資格
▼スポーツカウンセラー、スポーツ臨床カウンセラー、臨床カウンセラー、医学カウンセラー(AAASPで分類されて いたもの)に関わる人の資格

資格問題について、ぜひ読んで欲しい参考文献
1.Sachs, L.M., Burke, L. K., & Butcher, A. L. (1995) Directory of Graduate Program in Applied Sport Psychology. Fitness Information Technology, Inc. Morgantown, WV USA.

2.Editor of Journal of Sport Psychology. (1983) US Olympic committee establishes guidelines for sport psychology services. Journal of Sport Psychology, 5, 4-7.

3.Weinber, S. R. and Gould, D. (1995) Foundations of sport and exercise psychology. Human Kinetics, Champaign, IL USA.

4.レイナー・マートン:猪俣公宏監訳 (1991) コーチング・マヌュアル/メンタルトレ ーニング 大修館書店

5.アクロス編集室 (1996)「こころ」の仕事 パルコ

6.第22回日本スポーツ心理学会 ワークショップ:スポーツにおける心理的サポートの資格問題の資料(高妻・岡沢配布)・米国の応用スポーツ心理学会(AAASP)のライセ ンス登録制度についての資料 ・カナダやイギリスのライセンス登録制度についての 資料

2006年現在では?
2000年の日本スポーツ心理学会の「スポーツメンタルトレーニング指導士」の資格認定制度がスタートしたことにより、ひとつの基準が出来上がった。これにより、日本における質の向上がはかられるようになりました。また各ナショナルチーム、プロ、各競技団体などには、専門家のリストが配られ、資格を持った専門家に依頼をするような活動を始めました。

日本スポーツ心理学会の資格保持者は、「指導士会」という新しい組織を立ち上げ、各地区での研修会を開催することで、更なるレベルの向上を目ざしている。

国立スポーツ科学センター(JISS)でも、各ナショナルチームのメンタルトレーニング指導や心理的サポートを各地区にいる資格を持った専門家にお願いするためのシステム作りを始めました。

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