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こんにちわ.以前先生が野球の打者にとってボール軌跡のどの部分までが打撃に重要か?という研究報告を拝見しました(愛知工業大学研究報告第32号App.27-31).シュミットの情報処理理論に基いた考え方は長くスポーツ心理学で扱われてきましたが、やはり野球を経験してきた者にとってはリリース後 130msで最終的な意思決定をしているとは思えません.先生の研究では、ストライク ,ボールの判断は前半1/3、打撃には2/3から4/5が重要であるという結果となってお り、経験者としては納得のいく結論でした.以後これに続く先生の研究、あるいは考えがございましたらお教えください.
論文を読んでいただきありがとうございました。私自身、この後、これに関係する実験は行っていません。名古屋大学の山本先生たちの研究(1997)はスイングを開始してからもスイングの調整をしていることを明らかにしています。一般的にはスイングは瞬時的な動作で、スイングを開始したら、動作の調整はできないとされていますが、この研究ではインパクト前50msecあたりから内角、外角に応じてスイングを時間的、空間的に調整しています。つまりスイング開始してからも動作の調整が行われていることは人の動作は複雑であり、シュミットの情報処理理論のように単純なものではないことを示唆します。最終意志決定がどこであるかわかりませんが、このことから打者の最終意志決定はシュミットの考えるほど前ではないと思います。

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