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Denmark Fun Soccer Clinic はじめに
ヒュンメルサッカー用品の販売を行っている(株)エスエスケイは、1999年よりデンマークよりコーチを招き、ジュニア(4種)指導者を対象にしたデンマークFUNサッカー・クリニックを開催しています。
人口わずか500万人の小国ながら、1998年フランスでベスト8、2002年にもベスト16に入るなど、世界のトップレベルにあるデンマークサッカー。その秘密のひとつがジュニア育成プログラムだと言われています。デンマークでは1990年よりFUNサッカープログラムを導入。200ケ所以上で開催し、約27000人の子供達が参加します。
デンマークでは夏休みを利用し、月〜金の5日間、8〜10才、11〜12才、13才以上に分かれて実施されます。様々なクラブから集まった子供達は、16人一組でコーチが一人つき、5日間を共に過ごします。月曜日に初めて会った子供達が、金曜日には親友になって戻っていくそうです。
FUNサッカーとは ◎技術でなく、楽しみを教える。
◎誰でも参加できる。
サッカーを通じ、楽しさを発見することを経験する。大人でも仕事の中に、またトップの選手も練習の中で、常にFUNを探している。FUNサッカーは、モチベーションを高め、新しい技術や練習方法、アイデアを自分で発見する習慣を育てます。
FUNサッカーは、そうした習慣を子供の時期に、楽しみながら自然に身につける事が目的です。そのためには、訓練されたコーチとコーチの綿密な準備が必須になります。
以下は、デンマークサッカー協会で行われているプログラムの開発者であるJan Hansen(ヤン・ハンセン)氏と、DBU公認コーチの Cristian Bordiggaard(クリスチャン・ボーディンガード) 氏を招き、FUNサッカーの考え方や具体的指導法を2泊3日で指導いただいたFUNサッカー・クリニックの内容です。
参加者 大阪サッカー協会技術委員 7名
大阪サッカー協会4種コーチ 19名
日本サッカー協会ナショナルコーチングスタッフ 1名
初日
19:30〜21:50
デンマークサッカースクールPart1(レクチャー)
FUNサッカーとは何か
FUNサッカーを通して
FUNサッカーの原理と方法
デンマークのFUNサッカースクール
トッププレーヤーとの関係
二日目
9:00〜21:30
実技指導(午前の部)
ようこそスクールへ、名前ゲーム、ウォームアップ
テクニカルトレーニング:ドリブル、フェイント
リフレッシュタイム
FUNトレーニング:キック、フェイント
FUNトーナメント:hummelカップ
昼食
実技指導(午後の部)
ウォームアップ
FUNトーナメント:Jリーグ
FUN&Games:近代5種ゲーム
1)フリーキック
2)スピードテスト
3)フットボールテニス
4)オーバーヘッドキック(時間の都合でカット)
5)エアー式ピッチでのトーナメント(時間の都合でカット)
FUNトーナメント:IFCカップ
休憩
デンマークサッカースクールPart2(レクチャー)
質疑応答
夕食
グループ別ミーティング(翌日のメニュー作成)
最終日
9:00〜15:30
実技指導Part2
2クラブから子供達40人が集合、コーチが4グループに分かれ昨日の成果を披露。デンマークの2人のコーチがそれをアドバイス。各グループはそれぞれ、前日にメニューを作成。グループ毎にメニューは別、共通項はFUNサッカー。
2泊3日で、上記のようにメニューの密度が濃い上、自ら子供達のトレーニングメニューを組むなど、参加されたコーチにとっては非常にハードな内容だったようです。しかし、こうした厳しさとは反対に、考え方が変わった、非常に参考になった、次もぜひ参加したいなど、好評でした。子供達にとっても、普段経験しないようなメニューや、ミニゲームがふんだんに組み込まれており、楽しい一日になったようです。
楽しむ中で、自分で考える、自己表現する、みんなの前で誉める、自信を持たせる、ということが徹底していました。また子供達を楽しませるために、水面下での細やかな気配り、綿密な準備、自ら楽しむ態度など、コーチの大きな努力によって支えられているというのも強い印象でした。