Denmark Fun Soccer Clinic実技指導2



子供達に対する“Fun”サッカ−の指導

前日行われたコ−チに対する実技指導を基に、コ−チを4つのグル−プに分け実際に子供達へ“Fun”サッカ−を指導。子供達の年齢は9歳から12歳。デンマ−クで実際に行われているように、大枠での内容はスケジュ−ルされているが、どのようなプログラムを選択するかはコ−チ任せ。各グル−プのコ−チが話し合い、実際に子供達に接してプログラムを選択していく。スケジュ−ル的には昨日と同内容のため、ここではポイントのみをあげておく。


名前ゲ−ム、ウオ−ムアップ、ミニゲ−ム

名前ゲ−ムは恥ずかしがる子供達が多く、最初の内はなかなかうまくいっていなかったようだ。しかし次第になれてくると声も出てきてこのゲ−ムの狙いである「お互いの名前を覚える」という趣旨が活かされていた。子供達に恥ずかしいという気持ちを無くさせ、声を出させる事が成功の鍵。コ−チにも積極的に子供達の名前を覚えようという姿勢が感じられ、良かったと思う。デンマ−クでも時間をかけてお互いの名前を覚えるまで続けているという。

ウオ−ムアップでは、各コ−チが昨日の指導を踏まえ子供達が楽しく出来るよう工夫されていた。ミニゲ−ムは子供達は大好きな様子。何も言わなくても彼らなりに楽しんでいる。名前を呼んでパスのやり取りをしているチ−ムもあった。


リフレッシュタイム

楽しく遊ばせながら筋力アップ、心拍数を上げる事を目的としており、コ−チの腕の見せ所。気温が高いため、「暑い」を連発する子供達を夢中にさせる事は難しい。しかし、子供達に取っては目新しく、楽しいプログラムのため懸命に取り組む姿が多かった。他のプログラムでも同じだが、うまく出来た子供を手本として他の子供達に見せてやる。そうする事で手本となった子供は自信を持ち、他の子供は自分にも出来るという気持ちになる。コ−チのみが手本を示すのではなく、子供達を使う。又、同じ子供を手本として使う事は避ける事も大切である。コ−チ達がうまく出来た子供達をほめ、出来ない子供達には励ましの声をかける事も忘れないようにするべき。


各種ト−ナメント

子供達にとってト−ナメントが一番“Fun”サッカ−を満喫出来るプログラムではないか。2対2のト−ナメント、3対3でのト−ナメントをフィ−ルドの大きさ、対戦相手、チ−ムメイトも変えて行った。少人数での対戦のため、ボ−ルにさわる機会が多くなる事も狙いの1つ。単にゲ−ムでなく試合結果を記録していくト−ナメントで、子供達も真剣だった。勝って喜ぶチ−ムは決勝戦に進む、負けたチ−ムはまた1回戦から上を目指す等は子供達に受け入れやすいシステムだと感じた。又、子供達の疲労度により休憩する時間も取ることが出来るト−ナメントで、よく考えられている。コ−チは1つ1つのプレ−に対して指導するのではなく、子供達に試合をまかせ全員に励ましの声をかけてやり、試合そのものを楽しませる様にもっていかなければならない。

エア−式のフィ−ルド(通称エア−ピッチ)は子供達にとても人気があり、みんながエア−ピッチで試合をしたいためにがんばっていた。大きさは6mX10mで、デンマ−クでも今年のスク−ルで使用されており、“Fun”サッカ−には持ってこいの器具と好評だそうだ。日本でも今後このような楽しい器具、用具が広がっていくであろう。